祈れ、最後まで・サギサワ麻雀

祈れ、最後まで・サギサワ麻雀

祈れ、最後まで・サギサワ麻雀

「サギサワ麻雀」という麻雀エッセイと「祈れ、最後まで」という麻雀小説の二本立て。エッセイのほうは、まあ他人のギャンブルにおける失敗談ほど甘いものはないですから。「他人の振り見て“笑いながら”我が振り直せ」ってことですか。小説のほうも、確かに文学的な匂いは感じるけども、例えばこの小説に関して誰かとああだこうだ熱く議論したいと思うほど何かを得ることはなかった。ただね、やっぱり麻雀を打ちたくなる。