NEON GENESIS EVANGELION DECADE

NEON GENESIS EVANGELION [DECADE]

NEON GENESIS EVANGELION [DECADE]

TV放送開始から10周年を記念して発売されたアルバム。アニメ本編や映画などから抜粋された楽曲を収録(全てボーカル付き)。「残酷な天使のテーゼ」はもはやエヴァヲタにとっては“エヴァンゲリオン”そのものだし、「魂のルフラン」をちゃんと最後まで聴いたのは初めてかも。10周年リミックスはジャズ調で聴かせる。


でも個人的には「Komm, susser Tod/甘き死よ、来たれ」が印象的。これは確か映画版で人類が補完されているときに流れたBGMと記憶してるんだけど、映像は人類が心の壁から解放されて液体化している画でちょっとグロテスクですらあるのに、バックにはこのなんとも言えないポップな音楽が流れていて、始めはそのギャップに衝撃を受けた。でもあの違和感から来る気味の悪さは人類補完計画の異様さを表しているようで、今では映画の中でも一番好きなシーンだったりする。