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「ねぇえり」
「ん?」
「最近よくにいがきさんと一緒にいるよね」
「まぁ発汗があるからねぇ」
「『さゅぇり』は?」
「ん〜あれは絶叫の一部だったから……もうないんじゃない?」
「…………大人は汚いの」
「へっ?」
「何事も自分たちにとってつごうのいいように進むと思ったら大まちがいなの」
「ど、どうしたのさゆ?」
「ちょっとふじもとさんに相談してくる」
「はぇ?」
「こういう荒っぽいことはふじもとさんに聞くのが一番なの」
「逆に怒られるだけだと思うケド……」
「えりはだまってるの」
「はい……」
「ちょっと行ってくる」
「うん」
「あ、そうだ、えりお誕生日おめでと」
「えっ?このタイミング?」
「じゃあ行ってくる」
「……はい、いってらっしゃい」
亀お誕生日おめでと
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その後、道重と藤本の二人はそれぞれの主張を胸に今年の紅白をボイコットすることを決意するが、道重は亀井に、藤本は松浦にいとも容易く説得され、何事もなかったかのように二人は人生何度目かの紅白のステージに立つこととなる。めでたし、めでたし。