東京ゴッドファーザーズ

クリスマスの夜に赤ん坊を拾ったホームレス三人組がその子の両親を探し出すという物語。リズミカルに転がっていくストーリーが非常に心地良く、ラストもキレイにまとまっていて見た後はなんだか優しい気持ちになれる。作画も細かいところまで丁寧に作り込まれていて製作者のこの作品に対する想いが伝わってくる。ただね、“ホームレス”、“親子”、“赤ん坊”、どのキーワードもオレの琴線に触れないんだ。だから結局自分の中では“イイ映画”で終わっちまった。今敏監督作品は好きになれそう。