ブラック・ラグーン (7)

ブラック・ラグーン (7) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (7) (サンデーGXコミックス)

そろそろ新刊が出る頃かなあと思って見てみたら案の定出てた。話は前巻の続きで、ロベルタの復讐劇。どちらかというと勢い重視で始まったこの作品も、段々と“大作”の名に相応しいクオリティに仕上がってきた。ただのアクションから暴力と利益と思慮が絡み合う味わい深いアウトロー作品に。マニアックな例示による洒落た言い回しもまた良し。


そして登場人物たちも熟してきた。ロックとレヴィの関係。作品的に恋愛要素は排除されるだろうが、やはりこのままドライで行くのか?二人の切っても切れない信頼関係を描写したワンシーンも。ついに本性を現した暴力シスター、エダ。間違いなくこれからのキーパーソン。そして戦闘メイドの弟子、ファビオラ。萌え。