国立新美術館 / 東京都



第11回文化庁メディア芸術祭。映像やセンサ、ジャイロ、光などを使用したコンテンポラリーアートとマンガやアニメなどのメディア芸術の展覧会。アニメやマンガ目当てで行ったんだけど、割とアート部門のほうが刺激的だった。特に『Super Smile』という映像作品。カメラ目線で微笑む女の人がただ皿洗いや歯磨きなどの日常的な行動をするだけなんだけど、何が異常かって、最初から最後までの5分間近く、一切まばたきをしないの。まるで異常なほどリアルな仮面をかぶっているかような、そのなんとも言えない違和感にまとわりつかれてその場に思わず立ちすくんでしまう。そして本当に最後までまばたきをしなのか。その疑惑に捕らわれたらもう動けない。その恐怖と期待に感銘を受けた。


あとはMGS4の体験版やってきた。まあ、ハズレなわけないよな。


参考:
2007年 文化庁メディア芸術祭 アート部門 奨励賞 Super Smile | 文化庁メディア芸術プラザ
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2007/art/000822/