そもそも自分は何なのか。それを知らずに生きているのって気持ち悪くありませんか？ということでこの一冊。キャッチコピーが「生命とは何か？」。だから生命観が哲学的に語られてる一冊かと思ったら、すごく分子細胞生物学でした。でもどうも著者さんは結構メディアに出てる人みたいで、こういったことを伝え慣れてる感じがした。特に著者さんが考える「生命とは
動的平衡である」という定義が気持ちいいぐらい丁寧に説明されていて、「オレ、
動的平衡！」と叫びたくなるというか、周りに存在する生命を少しだけ理解できたかと思うと普段見ている世界がちょっと変わって見えた。間違いなく世界観が変わる一冊です。
