図書館革命 / 有川浩

図書館革命

図書館革命

図書館シリーズ最終巻。さすがに四冊目ともなると新鮮味よりも親近感のほうが強くなる。これでこの物語も終わってしまうのかと思いながら、最後の最後までテンションの落ちなかった郁と堂上に感服致しました(こいつらはバカか!)。いやはや、ステキな物語をありがとうございました。またどこかで会えたらいいなあ。“手塚×柴崎”の番外編とかいいなあ。


あ、ちなみにアニメのほうは微妙すぎてどうしようもないです。おわり。


(以下ネタバレ)




でも一つ、結婚してから郁が夫のことを「篤さん」と呼ぶのがちょっと引っかかる。郁なら結婚してからも「教官」って呼び続けそうなのに。まあそこはきっと堂上が「それだけはやめてくれ!」とせがんだに違いないと勝手に妄想。

「でも先に相手が家に帰ってるといいねー。灯り点いてる部屋に入るのって嬉しい」
郁は言いつつ笑った。
「だから行動予定表で篤さんが先に帰宅してたらちょっとにやけちゃうんだよね」