コードギアス 反逆のルルーシュR2 ##

立ち尽くすゼロ。喚起する観衆。泣き叫ぶナナリー。そしてルルーシュは……


どう見ても神アニメでした。本当にありがとうございました。


一期の最後から二期の最初にかけては終末感が漂ってたけど(特に『コードギアス祭』はヒドかった)、ルルーシュの揺るぎない信念を軸として、これだけの超展開をきっちりとまとめあげたのは評価すべき。「Cの世界」の描写や設定が雑だったり、いまいち登場人物がキャラ立ちしてなかったり(オレンジ除く)、メッセージ性もなかったけど、紆余曲折する脚本で視聴者を弄び、最後には納得させるストーリーは谷口監督の目指す「エンターテイメント」そのものでした。オリジナルアニメということで、とりあえず今年一番の名作ですかね。『紅』とかは原作あるし。


ちょっと思ったのは、シュナイゼルの「恐怖による支配(平和)」は同じく谷口監督の『ガン×ソード』に出てくるかぎ爪の男に通じるものがあるようなないような。監督のテーマ(マイブーム)は「独裁」なのだろうか。