まさに矢口作品。来年からこの業界で働く身としては、リアリティが追求されてる分だけ他人事とは思えず、正直ハラハラドキドキしっぱなしだったけど、多くの人を惹きつけてやまない“航空業界”の裏側や魅力を惜しみなく伝える映画としてはなかなか貴重な作品ではないかと。結構、ディテールにこだわってます。航空業界に関しては人より詳しいつもりではいるけど、パイロットのご飯の件はトリビアだったなあ。ただリアリティを追求してる分、ストーリー内容は少々薄い。それでも矢口作品は構成はしっかりしてるから、家で団欒しながら見るのがちょうどいいかもね。
個人的には映画館のサラウンドで聞く747のジェットエンジンに興奮した。
