情報は1冊のノートにまとめなさい / 奥野宣之

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

情報の一元化の重要性は本書を読まずともわかるけど、だからって100円のCampusノートに全てを詰め込むのは極端な気がする。安くてどこでも手に入る一方で、ペン挿せないし、立ちながらメモ取りにくいし、ちょっと不便すぎるかなって。ただ「自分で作ったノート（手帳）が一番使いやすい」というのには同意。結局、最強なのは自作リフィルなんじゃないかって気がした。印刷する面倒さえ我慢できれば。

内容自体は結構考え込まれているからか、割と参考になる。デジタルのインデックスはアナログの最大の弱点である「検索性」を補完してるし（これまた面倒でちょっと手を出す気になれないけど）、後半はどちらかというと汎用的なメモ術について書かれてあって、その辺は誰でも参考になるかも。

「いいアイデアを出すにはじたばたするしかない」

なるほど、確かにそうだ。

まあ結論としては、情報をうまく管理するにはまずはマメな人間になれってことですかね。個人的には手帳＋メモ帳の二元か、自作リフィルを使ったシステム手帳の一元がベストだと思います。おわり。

追記：
そういや自分の周囲にどうみてもこの本に触発されたとしか思えない、A6のCampusノート使いがいたわ。今度どんなもんか聞いてみようかしら。