陰日向に咲く

陰日向に咲く

陰日向に咲く

気持ち悪いぐらいに上手い。特別締め切りといった強制力もなく、のびのびと、じっくり推敲を重ねて執筆された作品だろうから上手いのは当然と言えば当然なんだけど、それでも素人のレベルは越えてる気はする。なんだろう、きっと人一倍観察力があるんだと思う。同じものでも人とは違う視点から見てる。それにネタで培われたストーリーテリングの腕を加えてこれだけの作品が生まれた。


モーヲタとしてやっぱり気になったのは「拝啓、僕のアイドル様」。一口に追っかけと言っても様々な思い、動機があるのでさすがにそのまま全部に共感することは出来ないけれど、思わずうなずいてしまう表現はいくつかあった。特にこれ。

「一流のアイドルのファンは一流でなければならない」


原本が手元にないので表記が完全ではないかもしれないけど、これは全てのモーヲタが心に刻むべき。