“好きなこと”と“趣味”の違い

先週の新年会で少し話題になって、そのときは「わからねえよ」と、「自分が趣味だと思えばそれが趣味なんじゃないか」と、まあ単純に酔った頭で答えてしまったわけですが、改めて考えてみるとそうじゃない。


つまり「アウトプットを伴う」のが“趣味”で、「アウトプットを伴わない」のが“好きなこと”なんじゃないかと思ったわけです。


例えば僕は小説もマンガも読むしアニメも映画も海外ドラマも見るし音楽もラジオも聞くしゲームもやるし旅にも出るし写真も撮るし舞台も観るしライブにも展覧会にも行く。こんな風に好きなことがたくさんある人はまあわりと多いだろう。でもそれらが全部趣味かと聞かれたら少し違うわけで、少なからず温度差みたいなのがある。じゃあその温度差は何に現れてくるかというとたぶんそれがアウトプットなんだ。


もちろん、アウトプットと一口に言ってもブログのように不特定多数に向けたものだけじゃなくて、大学のサークルやオフ会といった限られたコミュニティというのもあって、極端な話をすれば飲み会で友人に話すのも一種のアウトプットなのかもしれない。そうやって大小関係なく、なんらかの形でアウトプットをしていれば、それがその人にとっての趣味なんだと思う。


逆に言えばアウトプットを伴わなければ、それはただの好きなことに過ぎないんじゃないかな。


つまり何が言いたいかというとみんな自分が好きなことをどんどん周囲の人に話していけばいいと思うよ。たぶん、それは幸せなことだよ。きっと。