香港 〜夜の顔〜 / 中国




まずは香港の“夜の顔”から。やっぱり香港の街歩きは暗くなってからが楽しい。実際にはこの禍々しい視覚に加えて、アジア特有の香辛料とも腐臭ともつかない匂いが嗅覚を刺激するんだからたまらない。


地区ごとに全く違う顔を見せるのも急成長する中国ならでは。大小様々なネオン看板が突き出たネイザンロードなんかは建物自体はボロボロだから明るいのは通りだけで、一方で純粋なビジネス街であるセントラル地区では綺麗な摩天楼を楽しむことができる。


基本的に一人旅行のときは比較的早めにホテルに戻るんだけど、今回は割と遅くまでカメラ片手にほっつき回ってました。通り自体は明るいので、そう変なところに行かない限りは安全(だと思う)。

百万ドルの夜景



香港の代名詞。個人的に夜景は暗くなりかけが一番好きです(上の写真)。でもみんなそう思ってるのか、余裕を持って17時半頃にピークトラムの山麓駅に行ったらもうすでに行列が。逆に山頂から降りてきた20時前は少しだけ並んでたぐらい。ピークはやっぱりシンフォニー・オブ・ライツが始まる前の19時半頃なのかな。


そんな香港の夜の顔。暗くなってきて、下町の食堂が本格的に営業をはじめて、香港の匂いが一段と濃くなるのがやっぱり好きです。まさに生を感じる瞬間。