新訳 忘念のザムド / 宮地昌幸

新訳 亡念のザムド〈上〉

新訳 亡念のザムド〈上〉

久しぶりの挫折本。アニメ『忘念のザムド』の監督、宮地昌幸が自らの手で新訳として書き起こした作品。


監督自ら手がけているだけあって、おそらくアニメ版を見た人にはまた新鮮に映ったかもしれない。けれども監督にとって執筆は本業ではないからか、非常に読みにくいのが難点。まるで映像をそのまま文章にしたかのようで、なんの前触れもなく場面が変わったりするものだから、状況がいまいち把握できない。


また子供が特殊能力を持って軍や私兵部隊に所属するというあらすじはちょうど今見てる『エウレカセブンAO』とかぶってしまって、ちょっと出会ったタイミングが悪かったのかな、と。


また再会する日を楽しみにしてます。