異説四谷怪談。舞台だけに注力する役者さんたちの演技は力強く、個人的には照明の使い方がすごく好きだったんだけど、こういう古典的な作品を楽しむにはまだまだわたしの心は未熟でした。 あのSM女王はなんだったんだろう…… mumeijyuku http://www.mumeijuku…

6年前のお芝居の再演。だけどテーマが「いじめ」と、偶然にもタイムリーな話題に。 いじめの原因はどこにあるのか。生徒か。先生か。親か。そもそも人は救えるのか。他人の気持ちは理解できる。偽善。他人の気持ちは理解できない。他人なんだから。それでも…

全く理解できなかった……何をテーマにしていたのか、そもそも“エッグ”が話の核心とどうつながっていたのか、最後までわからなかった。あれなのか、寺山修司や満州に関する前知識が必要だったのか。チケットを譲ってくれた母に聞いたところによると、今回はNOD…

四大奇書の一つ、『金瓶梅』を題材にしたお芝居。地震の影響で延期となっていたのを一昨日観劇してきました。 稀代のプレイボーイである西門慶と、その第五夫人として嫁いだ潘金蓮のお話。ひとつ屋根の下に一人の男と八人の女が住む。そこは言うまでもなく、…

ストリンドベリ作の古典戯曲『令嬢ジュリー』。 個人的に古典戯曲を現代風にアレンジした作品は好きなんです。名作故に脚本は完成されており、現代版ならではの遊び心も楽しめる。創作という点では中途半端なのかもしれないが、語りつくされているがために、…

完全なる喜劇。テーマは「繁栄するバーチャルと失われるリアル」。開幕3分で会場中を爆笑させるテクニックはさすがだと思ったが、もう少しテーマを掘り下げて作品に深みを持たせても良かったかなって。最後も少々盛り上がりに欠けたし。まあこれが彼らのスタ…

いや、もう、本当に、舞台のチカラってすごい。今回は人間の狂気について学ばさせていただきました。「感情が決壊する」とはこのことか。でも想像してみれば、あれだけ感情を吐露するのは役者さんにとってある意味快感なんじゃないかって気がする。自分の中…

いやはや、これは素晴らしいものを見させていただきました。去年見に行った劇団四季のミュージカルは正直自分には合わなかったけど、役者さんの喜怒哀楽がストレートにぶつかってくる舞台はおそろしく刺激的でした。特にこの作品の舞台が「遊郭」という、男…